休日ひとやすみ日記

モノづくりや食べること、日常のあれこれ備忘録

2月12日(月)の日記

お店で勤務時いつも思う事がある。

それはパートナーの試着時の対応力だ。

 


ここで大体性格や人間性が出てくるとわたしは思っている。

 


この日見たお客さんはカップルで社員さんが対応していた。彼女が着替える間、試着室の前でこのまま告るのか?

 


それとも花嫁のウエディングドレスを見る為に待ってる旦那さんみたいな雰囲気で手を下で下ろしきゅっと握って待っていた。

 


なんとも初々しい。けど、彼自身もどんな感じが気になるのだろうなと微笑ましくかった。

 


しかし世の中人口の数だけ男も女も人間性もちがう。皆がみんな試着中の待つスタンスは違うのだ。

 


奥さんが試着中旦那さんは座って携帯を見ている。着替えが終わる奥さんを座りながらどちらが良かったかを返答する、これが一番スタンダードな比較的多いやつ。

 


別パターンだと、奥さんが試着している時に出入り口にいるパターン。もうこれはわたし個人的にぶん殴りたいやつだったりする。

 


お店に入りにくいなど色々な事情はあるけどもだ、出入り口待ちはアカンだろ。何より「興味なし、早くしてほしい、関係ない」の3コンボが目に見えてわかるのも腹立たしい。

 


まず、よく結婚出来たなとか偉そうに申し上げたくなってしまうよまったく。

 


あと、試着室ではないけど洋服を見ている時鏡に当てて見ているパートナーの背後を追ってずっとベガ立ちをしている旦那さんにも物申したい。

 


ちなみにベガ立ちとはストリートファイターに出てくるベガという腕組みして真っ直ぐ立つキャラクターで、よくゲームセンターでプレイ待ちしている人や観戦者がこの立ち方でそう呼ばれており、この立ち方をする者は皆ベガ立ちなのだ。

 

 

 

あれやられている側、すっごく気まずいしなんならあまり見れていないような気がする。見立ててくれて何かを言うとかじゃないから更に困るだろうなと思ってしまう。

 


案の定店内を一周迂回して帰られてしまった。たまたまタイプのものがなかったか検討したくてだったかもしれない。けど、やはりあの圧じゃ見たいものも見れやしないだろうなと洋服をたたみながら後ろ姿を見送った。

 


わたしは自分の洋服を見ている時相手にも自分自身の時間を意識して使ってほしくて「わたししばらくみたいから画伯氏もなんか見てきなよ」と言う。でないとフェアでないし自分が落ち着かないから。

 


何が言いたいかというと、試着している間に、何かしらか自分の時間を見つけてつくるなりをしてほしいということ。特にベガ立ちして圧かけてくる人にはそう思う。

 


わたしは同僚の社員さんに投げかけた「無口で何するでもなく腕組みしながら洋服見てる奥さんをただ立って見てるだけってどういった心境なんですかね」と

 


すると社員さんは

「おそらくだけど、財布のひもが旦那さんなんだろうなと思う。使えるお金なんかは旦那さんが管理しているからじゃないかな」とのこと

 


「あー、、なるほど、その考え方もありましたか、、、けど、、、なんか嫌ですね。笑」

 


と苦笑しながら脳内で腕組みされて待たれているのを想像して少しイライラした。

 


だから昔から買い物は断然一人派。

画伯氏がいる時はバラバラで散って見るか、見終わって帰ってきたら「見るのなかったら座って待ってて」と、おおよその時間を伝えて店内を見に回る。

 


互いに時間は過ぎて行く中でどちらかが損得ないように考えたうえでの上記の流れがうちの買い物見周りのスタンダードである。

 


夫婦で買い物って色々面倒ごと多いけど、普段一人じゃ買えない重い物があると凄く助かるし、買い物時に何か不満があっても「お荷物ありがとうございます.....!!」となる。笑