休日ひとやすみ日記

モノづくりや食べること、日常のあれこれ備忘録

1月15日(月)の日記

 

この日は検査の日、長年ずっと悩み苦しめられてきたしこりの原因解明の日

 

忘れ物をたくさんした事、失くしたこと、自分を責めたこと、沢山泣いたこと、死にたくなったこと、色々あった。

 

それが今日わかるんだ、大体ネットで該当する疾患は昔から調べ知っていたし

大体そうなんだろうなと、根底で思いながら過ごしてきた。

 

それでも皆と同じにできないこと、自分だけが感じる高い壁や谷底のように感じる様々なシーンに何度も打ちのめされてこれでもかというぐらい心が針が刺さって苦しかったな。

しっかり食べて検査に挑もう。パンの袋を開けて真ん中の2枚を取った。

いつもなら端から取っていたけど、良さそうな部位を選んだ。

 

クラブサンドを作ろう。余ったベーコンとトマトもあるし、サンチュのサラダ菜の残りもある。今日は特別な日、これからの自分を形作る大切な日。

卵も焼こう、ベーコンの油を使った香ばしいスクランブルエッグを

いつもは卵をといて、フライパンに流し込んで作っていたけど

面倒だから、そのまま落としてぐちゃっとしちゃう。

出来上がったクラブサンド。ジューシーなトマトにカリカリベーコン

みずみずしくてガッツリしていて力強いし頼もしい。

 

食べ物の力を借りて、いつも辛い時は乗り越えてきた。

食べ物を食べている時の余韻が心地よくて満たされる。

 

けど、検査を受け、結果を知ったら、この「辛さを紛らわす為に食べる」ことへの感覚が変わるような気がする。それは多分いい意味で。

 

午前中は家でゆっくりしていた。この日検査は画伯氏も同伴で行くことに。

また、次の日がわたしの誕生日ということもあり、前祝いでランチでお祝いしてもらった。

 

食べている時も、色々今までのことを思い浮かべながら食べていた。

時間が来ていざ心療内科へ。

 

受付を済ませ40分待つ、長い・・・こんなもんなんだろうか。問診として2枚裏表30問づつある紙を渡され該当項目にまるをつけていくシステムらしい。

 

問診というから、先生とじっくり今までのことを話しながらしていくものだと思っていたら結構ドライなんだなと思いながら解く。10分ぐらいで書きおわり渡す。さらに20分待ち、ようやく結果が出たようで診察室へ移動。

 

先生が審査結果の紙を見せながら結果を説明してくれた。

審査結果は「注意欠陥・多動性障害(ADHD)」神経伝達物質が生まれつき少ないことで

不注意などが現れていた。とのこと。発達障害だった。

 

やっぱりそうだったか。紙に書いてある文字を見て、すんなり受け入れた。

今までの辛い原因は、これだろうな。と思っていた疾患を何となくでも可能性で感じつつも

それのせいにしたくなくて、意地で心療内科に行かなかったけれど。

 

来てよかった。案外あっさり紙だけの問診で結果だされたけど

わたしの脳は基準値より低く人並みではなかったんだ。と

ゴリゴリだったつまりが少し小さくなったような気がする。

 

わたしの多動性は主に内側のようで、とにかくない頭でぐるぐる色々な

細かいところまで考えすぎて順序立てが苦手だったり、忘れたりと

常に脳内の天候は嵐のようだそう。

 

結果を聞き待ち時間の長さの方でぐったりして疲れ切ってしまった。

「旦那さんも次回は来てほしいいう割に何も話振ってこなかったしなんなんだ、なんかごめんよ」

「薬の事もどういう作用があるかとかは把握したけど、問診と検査結果の時間短すぎないか、、、待ってる時間の方がすごく長かったし、合間の何かアクションや説明もなくずーっと1時間待って、所要時間30分ぐらいだし、、、おねむが結果聞いて納得してるならいいけど、、、」と画伯氏後立腹で、わたしももちろんげんなりした。

 

「こんなもんなのかもよ?わたし以外にもいるし」に対し「だとしても、一人一人時間の感覚や価値観違うしな、待つにしてもおおよそどれくらいで案内できます、とか、問診後またお時間いただきますがとか、、そんなのもなかったから、ただ時間奪われてるって感じだし気分はよくなかったよな」と答えた。

 

ここだけ聞くと画伯氏すごく細かそうな人って感じだが、ちょっとした気配り、待っている時間は診察で来ている人なら尚更。時間を多く見積もっているにしてもだいぶと長かった。

 

けど、何やかんや無事結果も出て安心した。

 

今までがむしゃらによう頑張ってきたなあと、不器用ながらない頭振り絞って沢山考えて、どうにかしたいって、もがいてたんじゃん。と。

 

自分を脳内で称えた。頑張ってたねって。もう安心してねって。

 

待ち時間の長さに二人してくたくたになる。

パーキングへ向かい歩きながら、ふと立ち止まってお店の名前をみた

「ここ、前お客さんが美味しい言ってたもんじゃ屋さんだ、ここだったのか」

「いこ」判断の早い画伯氏、疲れていたのもあるかもしれないが早くて笑った。

 

鉄板焼きは家でやるとあと片付けが面倒でだいぶとしてなかった。

座敷個室というのも嬉しかった。ずっと椅子に座りっぱなしでお尻が痛かったから

お尻が喜んだ。

メニューを見るともんじゃじゃなくお好み焼きだった「もんじゃちゃうやんw」と突っ込まれる。わたしも笑いながら違う情報に変なテンションの笑いが出た。

 

グルテンフリーの米粉を使ったもっちりお好み焼き。キャベツも細切りでホフホフして食べた。互いにノンアルを掲げて乾杯し、普段通り、いつも通りの会話をし温まった。

 

とにかくよく食べれたし笑えた。この日から少しづつまた変わっていきそうな期待感と

美味しいご飯がもっと美味しくなりそうな気がして、今はそれで十分だなと思った。