休日ひとやすみ日記

モノづくりや食べること、日常のあれこれ備忘録

1月21日(日)の日記

 

この日は雨、出勤の日に雨だと正直萎える。通勤はいつも最寄りまで徒歩23分かけて歩くからだ。また最近寒くなり出したのもすごく許せない。

 

朝はなかなか布団から出れないけど、よりいっそう出れなくなるのも嫌だ。

せめて雨は降らないで欲しかった。

 

通勤時のカメラタイムもなしか、けどちょっとだけなら、取れるかもしれない。

雨は好きじゃないけど傘にかかる雨粒は好き。それを撮りたいな。

駅についてから少し撮った写真を見返す。いい感じで嬉しくなった。

 

最近セブンイレブンのコーンスープにハマっている。

玉ねぎの甘さとコーンの甘さがバランスよくて、多分この味は、昔小学校の時に飲んだ給食の野菜スープの味に似ているからだと思い出した。

クノールのコーンポタージュとは違った美味しさだ、野菜のコクを感じれて、どろっとしているのに最後はあっさりとした口当たりなのも魅力的で、あればよく飲んでいる。

 

この日、後半またミスをし凹む。前向きな気持ちになっていこうと絶賛取り組み中だが、やはり、とグサーーっとくる。

 

間違えることが悪じゃない、1番いけないのは自分の行いを引きずりすぎてボロ雑巾になるぐらいまで自分を追い込みボロボロにすることだ。

 

次にいけないのは失敗に目を背けて自分から行動を起こさないこと。

立ち止まってゆっくりしたり、逃げたりしてもいいけど、そうならないための自分を自分で理解した上で行動にしていいきたいなと思う。

 

自分を見失っても、自分から目を離さないようにしにしたい。

次の日は休み、買い出しは明日でもいいけれど、何せ液体系の買い足しが今回あり

重くなることが予測される。だったら夜、仕事終わり、買い物に付き合わせてしまおう。

 

そう思い画伯氏を召喚し、夜21時過ぎスーパーへ買い出しスタート。

思いのほか広告の品であるgで安くなっているお肉系や野菜なんかがまだ残っていて

ラッキーだった。

お会計、モリモリのかご、一人じゃこんだけ買えないからほんと助かる。

気づいたら22時になりそうでいそいそと帰る。

 

インスタントの台湾まぜそばが美味しそうで温めて食べる。

何という手抜き楽ご飯。贅沢だ。まぜそば一食380円、なかなかにリッチ。

気分が上がる。疲れていたので特にアレンジもせずまたいそいそ食べた。

 

気持ちに余裕が少しづつ出てきつつある今なら、また前みたいに、食べることが楽しみになるご飯が作れるかもしらない。少しの手間と簡単なこと、うまくミックスして

ご自愛ご飯再開したいな。

 

そう思い、早速明日から朝ごはんを試しに作ってみようと思う。

ちょっと気分が上がるそんな朝ごはんを作ろう。

 

いつもできたらいいけど、それはあえてしない。

できる時に、心に余白があるときだけ。

 

そんなもんで今はいい。多分それがいい。

 

 

1月20日(土)の日記

天気が悪い土曜のこの日、職場の納品できた段ボールにはたくさんの

春物新規商品がずらりぎっしりで「もう3月、4月の商品か、あっという間だな」とか

考えながらわたしは別の業務に移る。

 

人もまだらで落ち着いた店内。気持ちも落ち着く。

昼過ぎに休憩に入りビーフシチューのオム玉ドリアを食べたくなり買う。

 

案外温めても卵はふわとろ、さすがセブングループ、年々おかず系デリや

イベントごとのスイーツ、シェフとのコラボ商品などどれも抜かりなく美味しいわけだ。

 

すべてにおいてクオリティを上げるのは想像できないぐらい大変なことだ。

根気のいる長丁場、さまざまな審査をくぐり抜けて世に誕生して来てるんだもんな

 

休憩時間に脳内はガイヤの夜明け(経済ドキュメンタリー番組)のような

セブングループさんの葛藤する映像が脳内で繰り広げていた。

 

休憩を終えて店に立つ。小さなお子さんが店内をうろうろしていた

お母さんとスタッフは接客中。わたしはそのこを監視中。

 

「これね、付録でついてたお財布、すみっコぐらしのー」と近寄り財布を見せてくれた

「お、お財布、そう安易とむやみに出して見せちゃダメですよ、取られちゃうから。」

 

そう、このご時世、いやこの世の中だから、厳しい世界であることを教えてあげねばと思いながらも

「え、なに入ってるんですかー?」とか流れでアウトなこと聞くダメな大人

 

「えっとねー、これあるよ」10000000円札

「(1000万札や)おーいいですねー!リッチ、大人でも現金で1000万も持ち歩きませんよ、すごいすごい」

「使えないお金だけどね、これも付録だから入れてるの」

案外その辺は理解していて、大人代表のわたし、ノっているのが恥ずかしくなる。

 

話をしているとそのこは保育園に通っている。その割にといったら失礼かもだが

めちゃめちゃよく喋る。わたしが保育園生だったとき喋れただろうか、、、

 

雰囲気で言ったらぷくっとしたポニョのような女の子で、人懐こくて愛嬌がある子だった。カウンターに置いてあるメモ紙に何か書いていて何か聞いたら自分の名前だと答えてくれた。

「よく名前を言い間違われるのイヤなの、だからこうやっていつも書いて見せて名前教えてるの」とわたしに見せてくれた。それがすごく何だかグッときた、すごく自分を持っていて、意思表示も抜群で、とにかくすごく自分に必要なことだって思った。

 

帰り際、女の子は「これ、渡しておくね」と言って自分の名前の書いてある紙をくれ渡してくれた。ヘニョりとした文字、これから色々な形の、自分らしい字になっていくんだろうな。あなたがおそらく20歳になる頃はわたしは50代に突入していて

 

何になっているのかな、なんてまるで親戚のおばちゃんのようなしみじみとした気持ちに打ちひしがれながらお見送りをした。どうやらお母さんは卒園式に着る洋服を選んでいたよう。3月までもうすぐ、それまで風邪ひかず、元気でいてねと願うばかり。

 

夜になり退勤し電車へ乗る。何だかすごくお腹が空いた。

「ご飯なんだけど、すき家で晩ごはんでいい?」迎えにきてくれた画伯氏にすき家へ向かってもらいどかっと中盛を頼む。

全然いける、まだまだ食べれたなとか怖いことを思う。

白菜のおしんこが美味しくて沁みた。今日は何だかハートフルないい日だった気がして

元気をもらえた1日だった。

 

 

1月19日(金)の日記

 

今日は朝に春の商品説明会のZOOMがあり1時間早くの出勤の日

 

いつもより1時間はやい通勤の道は、普段より当然のごとく人がわんさかいた。小走りだったり早歩きだったり、色々な人がいた。

時間をずらすとこうも見える光景がちがうのか、当たり前だけども。

お店の商品の入れ替わりの速さや客層や好みの傾向なんかも

勤めて8ヶ月、ようやく流れがわかってきた感じがした。

 

今季の商品打出しはトレンドを抑えつつシンプルかつベーシックにスポットを当てた「その人の着こなしや個性が出せる」着回しといった、アレンジ性で自分の色が出せるコレクションの春物展開なのだとか。

 

ベーシック、日本語で基礎だ。ベーシックを自分らしく着こなす。似合わせる。

今の自分に何か通ずるものを感じた。本来のわたしという基準を今わたしは構築し試行錯誤していたから。

 

複雑なことばかり考えては自分を傷つけ責めたり、けど元気な時もあって、けどその元気もどこか控えめで、また辛くなるんじゃないかって半信半疑で、軸がブレブレだったから。

 

今の自分のつらさや幸せの基準が何なのか、どうできたら穏やかか、どうしたら前向きな気持ちでいられるか、まさに考えていたから、何だか言葉がスッと入ってきて清々しかった。

 

商品説明を聞きながら、その半分は、何か自分が変わりそうな感覚があって、ヒントを拾いながら考えていたりしていた。

 

そこで辿り着いたのが

 

わたしに必要なこと、それは自分の(ベーシック)基本を知ること

自分を好きになれるポイントを知ること。

 

見えない複雑な事柄よりも「目に見えるもの」「感じた気持ち」を素直に受け入れる単純さが必要だなと思った。

 

それがあたまやキモチを柔軟にするカギなのかもしれない。そう思った。

 

自分を好きになれたら、さまざまな局面に対して、尖り鋭い事柄でも

その時にあった削り方というか、丸さを出せて、気持ちも切り替えやすくなるのではないかと思った。

 

それに、自分を好きになれて、少しづつ安定的なポジションを把握できたら

大切な人や家族などが辛く苦しい時に、寄り添うこともできて、守ることができる。

 

だからそのためにも、まずは自分を好きになることから始めよう、全てはそこからだ。

 

 

 

 

 

1月18日(木)の日記

今日はお休み。そして雨

 

朝早くから降り続けていてた。

 

不思議と雨だったのに身体が重たくなくて

8時に起きれた。普段の休日であれば10時過ぎが多い。

 

2時間得した感じ、さて、ひとまずいつもの流れの洗濯物と朝食つくるか。

 

回している間に朝食を食べる準備をする。

コーヒーを淹れて、煙を眺めながらお湯を注ぐ。

 

ここ数年でコーヒーが飲めるようになりどれぐらい飲んでいるだろうか。

 

多分自分でも驚くぐらいのんでる。

そのおかげ(?)もあって以前より歯が黄ばんできたような気がして

 

最近凄く歯が心配になっている。ネットで調べて薬用ホワイトニングの高い歯磨き粉を買って、それを使っている。

 

どうか白くなってくれと願う。カッコ悪い願い、けど切実。

 

食べ終わり洗濯物も終え時間を見る

9:14」え?!?!まだ?!?

 

ついでにお皿洗いとクイックルかけちゃえ。

 

10:06」え?!?まだ?!?(二回目)

 

もうデジャブ、すっごいデジャブ。10時とか普段起きる時間帯に4つの事が終わっていることに感動した。

 

いつも10時に起きるとこの4つを終わらせて12時過ぎ13時代になる。

 

2時間早く起きるだけでこうもスムーズとは、、、いや、その日のコンディションによるけども、いいじゃないか...

 

早く起きた分何しようか、考えていた。

 

映画を観よう。休みの日に映画って、わたしの中でだいぶリッチ。行くのも家で観るのも

 

時間2時間要するし、ドリンクやポップコーン、食べながら観れて、家ならごろんとできて好きな体制、ムードで観れるわけだし、もう至福、贅沢の極み....!

映画は既に前から見たかった【メタモルフォーゼの縁側】に決めていた。

内気な本屋さんで働く高校生のうららとひょんなことからBLにハマる書道のおばあちゃん先生ユキさんの友情や絆のヒューマン映画。

二人の和気藹々とした雰囲気にほっこりするし、二人の一生懸命で、日々きらきらと輝く姿に涙腺ゆるゆる。

 

トキメキこそ生きる原動力。行動に変わる。そんな勇気づけられた映画だったな。

 

やりたいこと、興味関心がある限り、才能あるなし関係なく自然に始められる、ルールもない。望みと勇気が必要なだけ。勇気ってそう何回も何回も出せる訳じゃない。

 

勇気を作る材料は環境や人の言動ににも含まれているとわたしは思う。

勇気は希少で限られてて儚く、けど強くもある、そんなイメージ。

 

勇気で思い出した。自分で言うのもすごくむず痒く、けど嬉な話。

昨年12月頭に赤茶でセミロングの50代前半であろうお客様との接客中のことだった。

試着室でゆるゆる、フィーリングがあったのか話も盛り上がり、お洋服の話になった。

 

彼女は少し照れながら「こんなおばさんでも、すごく洋服が好きで、最近、アパレルに興味が湧いているんです。」

すごくイキイキしていて、実際私服もベーシックな中に個性を感じる、おしゃれさんで、お話しする中で、普段のこと、洋服に関することなどを話してくれた。

 

「主人とわたし、もう子供は巣立ちましたから、なんかこう、節目というか、自分のやりたいことや、仕事について向き合う機会がすごくあって、わたしは洋服がすごく好きなので、未経験ですが、アパレルの華やかな世界に憧れるんです。これから先を考えてワクワクできることってこれぐらいかもって。」と、振り絞るような、けど熱い気持ちがわたしの中に入る感じがしたのを覚えていて。

 

わたしも何だか暑くなって「好きに年齢は間毛ないですよ、今お話を聞いていて、わたしがお客様だったら、この人にお洋服の相談したいなって、お洋服のことが大好きな気持ちがすごく響いたんです、偉そうにすみません、けどほんとそうで…!」とお話を被せないように、けど前のめりな勢いでお伝えした。

 

これから変わろうと、色々な選択や迷いの中で、この方は今必死になってどうにか

しようと頑張っている、その姿勢や気持ちが本当に綺麗で、すごく素敵で

 

わたしも拙いながらに思いを伝え、1ヶ月半ぐらい経った最近、その方が4日前再来店された洋服の話と、たわいもないことを話した。

その時に「ちょうど1ヶ月半前わたしすごく不安で、どうしたら良いだろうって、今後の仕事も悩んでいた中で、お姉さんとお話して、すごく勇気もらえたんですよ。好きなことに年齢は関係ないって後押ししてくださって、今、もうその気になってるんです。」

 

びっくりしてずっと「えーー?!」と言っていたと思う。

すごく嬉しいですと、あわあわして伝えながら、すごく動揺したと思う。

 

わたしの言葉に勇気付けられたと、そう言ってくれた。

すごく心臓がキュッとして熱くなった。

 

「あのあと、色々な人にわたしがアパレルをしようかなと打ち明けてから、色々なところでグンと情報が集まってきて、その中で友人に『インスタグラムに自分のファッションスナップ投稿すれば良いのに』と提案してもラテ、最近インスタで自分のコーデを写真であげたりなんかしちゃってるんですよ〜あの時背中を押された気がして、踏み込めました。」

 

もちろん言われたことを一文一句覚えている言葉を書いているけれど

正直嬉恥ずかしなこの感じ、けど、自分の言葉が、誰かの背中を押して、きっかけを作っていたなんて、何だか嬉しくて、泣きそうになった。

 

その後も彼女は最近アパレル求人をたくさん見ているらしく「働くなら○○グループって決めているんです。」と、今わたしが派遣で働いているショップの大元のグループ会社の系列ショップでパートとして働きたいと熱弁していた。

 

ほんと何があるかわからない、まだわたしがここで働いていたら、いつしかこの方も同じ会社のショップ店舗で働いているとしたら、すごく考え深いし泣苦かもしれない。

思い浮かべたりしながら冷蔵庫に向かい、ずっと作る日を待ち望んでいたベイクドチーズケーキの材料を取り出しテーブルへ並べる

クリームチーズを600w2分温めて、終わったらミキサーで撹拌しなめらかにする、溶き卵と砂糖、レモン汁、ふるいにかけた小麦粉、生クリームを入れてミキサーで混ぜる。砕いたクッキーは溶かしバターに馴染ませてチーズケーキの底のタルト生地にする。

 

クリームチーズのコッテリもたっとした生地、焼く前から美味しそうで幸せな気持ちに素手になる。予熱したオーブンで45分じんわり焼く。

 

焼きあがるのをじっくりその都度眺めるのが好き、真冬なら、熱されたオーブンが暖炉のようですごく温まるんだよなと思い出す。

 

静かなゆったりとした時間。甘い香りとバターの香りが部屋中蔓延し洋菓子屋さんのような香りに癒される自画自賛さ。堪らん。

こんな休日理想だなと思う。自分だけの空間でゆったりお菓子を作りながら、嬉しかったことなどを振り返ってコーヒーを飲む。最高だな。

 

 

 

1月17日(水)の日記

とくに一日を通してあるとしたら

 

めちゃくちゃに寒かった。これに尽きる。

 

お店も入店が少なく、動かなければ凄まじく寒い。店の構造上、暖房をつけていても冷気がガンガン入るから兎に角体調をいつ崩してもおかしくないぐらい身体がどうにかなりそうだった。

 

お昼にいつもご飯を何にしようか悩むのだけどもう既に決まっていた。

 

「出汁がきいたうどんを食べるぞ」と。

 

油はいい、今は内側から温まる胃にも優しいうどんしか選択肢がなかった。揚げ物も寒い時は最高だけど、まずはうどん、それしかなかった。

 

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といいつつも、揚げ物一つやはり追加してしまった。一味もかけて少しのカプサイシンを味方にして温まらなければ....。


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遊んで行儀悪くてすみません。

けど、なんか見えてしまって、つい出来心でやってしまった。

 

甘いお揚げが出汁いっぱいに口の中にジュワッとした時はお風呂に入っているみたいだった、いやほんとに。

 

これからうどんがお昼になる事が増えそうな日々が続きそうだ。

 

この寒さの続くうち、色々なうどん食べれるといいな。

 

 

 

1月16日(火)の日記

この日はわたしが生まれた日。

 

結婚し関西へ移り住んで6年が経つ、移り住んでから

友達はおらず、交友関係は画伯氏の友達や仕事ぐるみの方々や

新しい職場で会った同僚さんぐらいで、連絡も家族ぐらい。

 

この日、家族から0時ちょうどに「誕生日おめでとう!」と連絡がきた。

仲の良い家族、大好きな家族からのLINE、十分幸せだ。

仕事へ向かう。いつも通りの朝。けど呼吸がしやすかった。

それは前日の検査結果を聞いたからだろうと思った。

通勤時、最近写真を撮ることが習慣になってきている。

同じ道でも何となく、撮ろうとなる。

 

この日は凄まじく寒く凄まじく暇だった。

休みにしておけば良かったかなと勤務中に思うことが何回かあって

時間ばかり見ても過ぎなくてげっそりなった。

「まだなのかあああ、、、、‼︎」と、心で叫んだ。

 

職場の人には誕生日であることは告げなかった。

普段通り、それが良かった。ゆったことで変に気をつかわせてしまう気がしたからだ。

 

もちろん喜ばしくもあり誕生日を無事迎えら得て良かったなと思う反面

日々の行いや自身のアップデートなど、目標値が少しづつハードルが上がるような気もしていて、20代後半の時、だんだん誕生日が複雑で焦るようになっていたことを思い出した。

ここは素直に「年をとって元気に1年過ごしていこう」それが正解でシンプルだと思う。

複雑さはもはや必要ない、脳内多動なわたしは特にだと思う。

 

自分の日々の行いは少しづつ自覚していく中でも、無意識にも成長していくものだ、あとは時間の経過を経て変わっていくはずだから。もう複雑なことを考えるのはよそう、できる時に考えればいい、それだけだ。

 

仕事が終わり帰宅する。「今日のご飯どうする?」と画伯氏から連絡がきて

「あるもんでチャチャってするわ!」というと、マックとケーキを買ってきてくれた。

ジャンキーで早くて、けど罪深くて、けど助かって

仕事終わり、ポテトの塩加減とホクホク感が最高に嬉しかった。

 

まさかプレゼントも用意してくれていたとは、しかも手袋。

今の極寒の通勤には必要不可欠なアイテムすぎてすごく有り難く嬉しかった。

 

カシミヤ100%の羊皮の柔らかくて上品な色合いと肌心地に

「なんか大人だ、、、!」と子供みたいなコメントを伝え

手袋の暖かさに感動した。

 

絶対自分では買わないから、ほんと嬉しかった。

また少しづつ年をとった。次年を重ねるとき、自分は何を考えてこの日を

迎えるのだろう。

 

その時も心穏やかであれたらいいな。

 

1月15日(月)の日記

 

この日は検査の日、長年ずっと悩み苦しめられてきたしこりの原因解明の日

 

忘れ物をたくさんした事、失くしたこと、自分を責めたこと、沢山泣いたこと、死にたくなったこと、色々あった。

 

それが今日わかるんだ、大体ネットで該当する疾患は昔から調べ知っていたし

大体そうなんだろうなと、根底で思いながら過ごしてきた。

 

それでも皆と同じにできないこと、自分だけが感じる高い壁や谷底のように感じる様々なシーンに何度も打ちのめされてこれでもかというぐらい心が針が刺さって苦しかったな。

しっかり食べて検査に挑もう。パンの袋を開けて真ん中の2枚を取った。

いつもなら端から取っていたけど、良さそうな部位を選んだ。

 

クラブサンドを作ろう。余ったベーコンとトマトもあるし、サンチュのサラダ菜の残りもある。今日は特別な日、これからの自分を形作る大切な日。

卵も焼こう、ベーコンの油を使った香ばしいスクランブルエッグを

いつもは卵をといて、フライパンに流し込んで作っていたけど

面倒だから、そのまま落としてぐちゃっとしちゃう。

出来上がったクラブサンド。ジューシーなトマトにカリカリベーコン

みずみずしくてガッツリしていて力強いし頼もしい。

 

食べ物の力を借りて、いつも辛い時は乗り越えてきた。

食べ物を食べている時の余韻が心地よくて満たされる。

 

けど、検査を受け、結果を知ったら、この「辛さを紛らわす為に食べる」ことへの感覚が変わるような気がする。それは多分いい意味で。

 

午前中は家でゆっくりしていた。この日検査は画伯氏も同伴で行くことに。

また、次の日がわたしの誕生日ということもあり、前祝いでランチでお祝いしてもらった。

 

食べている時も、色々今までのことを思い浮かべながら食べていた。

時間が来ていざ心療内科へ。

 

受付を済ませ40分待つ、長い・・・こんなもんなんだろうか。問診として2枚裏表30問づつある紙を渡され該当項目にまるをつけていくシステムらしい。

 

問診というから、先生とじっくり今までのことを話しながらしていくものだと思っていたら結構ドライなんだなと思いながら解く。10分ぐらいで書きおわり渡す。さらに20分待ち、ようやく結果が出たようで診察室へ移動。

 

先生が審査結果の紙を見せながら結果を説明してくれた。

審査結果は「注意欠陥・多動性障害(ADHD)」神経伝達物質が生まれつき少ないことで

不注意などが現れていた。とのこと。発達障害だった。

 

やっぱりそうだったか。紙に書いてある文字を見て、すんなり受け入れた。

今までの辛い原因は、これだろうな。と思っていた疾患を何となくでも可能性で感じつつも

それのせいにしたくなくて、意地で心療内科に行かなかったけれど。

 

来てよかった。案外あっさり紙だけの問診で結果だされたけど

わたしの脳は基準値より低く人並みではなかったんだ。と

ゴリゴリだったつまりが少し小さくなったような気がする。

 

わたしの多動性は主に内側のようで、とにかくない頭でぐるぐる色々な

細かいところまで考えすぎて順序立てが苦手だったり、忘れたりと

常に脳内の天候は嵐のようだそう。

 

結果を聞き待ち時間の長さの方でぐったりして疲れ切ってしまった。

「旦那さんも次回は来てほしいいう割に何も話振ってこなかったしなんなんだ、なんかごめんよ」

「薬の事もどういう作用があるかとかは把握したけど、問診と検査結果の時間短すぎないか、、、待ってる時間の方がすごく長かったし、合間の何かアクションや説明もなくずーっと1時間待って、所要時間30分ぐらいだし、、、おねむが結果聞いて納得してるならいいけど、、、」と画伯氏後立腹で、わたしももちろんげんなりした。

 

「こんなもんなのかもよ?わたし以外にもいるし」に対し「だとしても、一人一人時間の感覚や価値観違うしな、待つにしてもおおよそどれくらいで案内できます、とか、問診後またお時間いただきますがとか、、そんなのもなかったから、ただ時間奪われてるって感じだし気分はよくなかったよな」と答えた。

 

ここだけ聞くと画伯氏すごく細かそうな人って感じだが、ちょっとした気配り、待っている時間は診察で来ている人なら尚更。時間を多く見積もっているにしてもだいぶと長かった。

 

けど、何やかんや無事結果も出て安心した。

 

今までがむしゃらによう頑張ってきたなあと、不器用ながらない頭振り絞って沢山考えて、どうにかしたいって、もがいてたんじゃん。と。

 

自分を脳内で称えた。頑張ってたねって。もう安心してねって。

 

待ち時間の長さに二人してくたくたになる。

パーキングへ向かい歩きながら、ふと立ち止まってお店の名前をみた

「ここ、前お客さんが美味しい言ってたもんじゃ屋さんだ、ここだったのか」

「いこ」判断の早い画伯氏、疲れていたのもあるかもしれないが早くて笑った。

 

鉄板焼きは家でやるとあと片付けが面倒でだいぶとしてなかった。

座敷個室というのも嬉しかった。ずっと椅子に座りっぱなしでお尻が痛かったから

お尻が喜んだ。

メニューを見るともんじゃじゃなくお好み焼きだった「もんじゃちゃうやんw」と突っ込まれる。わたしも笑いながら違う情報に変なテンションの笑いが出た。

 

グルテンフリーの米粉を使ったもっちりお好み焼き。キャベツも細切りでホフホフして食べた。互いにノンアルを掲げて乾杯し、普段通り、いつも通りの会話をし温まった。

 

とにかくよく食べれたし笑えた。この日から少しづつまた変わっていきそうな期待感と

美味しいご飯がもっと美味しくなりそうな気がして、今はそれで十分だなと思った。